失業手当いくら貰えた？実際の受給体験談を紹介

退職後、すぐに次の仕事が決まっている人ばかりではありません。

・今の仕事が嫌すぎて次は決まってないけどとりあえず退職した
・在職中は面接に行く暇もないので仕事を辞めた後に転職活動したい

このような、退職後に無職期間がある人の生活をサポートする為に支給されるのが「失業手当」です。
全ての人が貰えるわけではなく、退職前に一定期間雇用保険に加入しており、今後就職の意思がある人が貰えるお金になります。

実際にどれくらい貰えるの？
それだけで生活って出来る？

など、受給する前には疑問点がいろいろと浮かびますよね。

先に結論から言うと、
筆者の場合は
月15万円程度貰えました！

でもこの金額は人によって異なるんです。詳しく紹介しますね！

失業手当の貰える金額
失業手当の貰える期間
実際に失業手当だけで生活できたのか
まとめ

失業手当の貰える金額

失業手当の貰える金額は、人によって違います。
一般的には、前職の月給の6割～7割とよく言われていますね。

もう少し詳しく言うと、その人のそれまでの勤務年数や前職の月給などが関係します。

1日に貰える基本手当は、
離職直前の6か月間の合計賃金を180で割った金額の80～45％になります。

80～45％って結構幅広くない？って感じますよね。
自分が一体何割ほど貰えるのか気になるところです。

この80～45％の割合は、離職時の年齢や上記の180で割った金額によって異なってきます。

実際に私が失業手当を受給した際は、

・前職の月給………約23万円前後
・離職時賃金日給…7,935円

この日給の約7割にあたる5,407円が、実際に1日あたりの失業保険の基本手当として受給できました。

この手当は1回の振込あたり、4週間分(28日分)が振り込まれますので
5,407円×28日＝約15万円が振り込まれました。

失業手当の貰える期間

1日あたりに貰える金額がだいたい分かったところで、次はどれくらいの期間貰えるのかという疑問が浮かびますよね。
貰える期間も、人によって異なります。

失業手当を貰う以前に入っていた雇用保険の加入期間や、失業理由（自分で辞めたか、解雇されたかなど）によって貰える期間が変わります。

自分の意思で退職した場合だと、
雇用保険の被保険者であった期間が10年未満であれば給付日数は90日、
10年以上20年未満であれば120日、
20年以上は150日になります。

ちなみにこの加入期間ですが、
前職だけの期間ではなく、さらにその前に被保険者であった期間も合算できます。
（ただし雇用保険加入期間の空白期間が1年以内の場合であり、過去に受給していない場合）

▼筆者の実際の例

●1社目：3年勤続
　↓退職後2ヵ月の空白期間を経て再就職（失業手当受給なし）
●2社目：2年勤続
　↓退職後1ヵ月の空白期間を経て再就職（失業手当受給なし）
●3社目：5年勤続
　↓退職後に失業手当受給

1社目と2社目を退職した際は1～2ヵ月の期間を経て再就職したので、失業手当は申請しませんでした。
なので3社目に退職したときの失業保険申請の際は、1社目からの雇用保険受給期間が全て合算され、合計で10年分として処理されました。
（もちろん過去に失業手当を受け取っていた場合は受給後の雇用保険加入期間のみが適応。）

通算で処理されるのを知らなくて、前職の加入期間だけが適応と思っていたので受給期間は90日かと思っていたのが120日分貰えたので嬉しかったです！3か月と4か月では結構違う！