コミュ障といえども、会社員として働く上では多かれ少なかれ他者との関わりが求められますよね。
仕事の内容自体は自分の適性に合っていて気に入っているとしても、人間関係でメンタルをやられることも大いにあります。
この記事では、20代で3回転職したコミュ障の筆者が、避けた方が良い職場の特徴を紹介します!
コミュ障が避けるべき職場5選
アットホームを謳う職場
地雷率ナンバー1。
これまで2社ほどアットホームを謳う職場に勤めましたが、本当にオススメしません。
社員は家族!のようなことを平気で述べる企業はやめましょう。
社員は間違っても家族ではありません。ただの社員です。
アットホームという言葉から、❝家族のように良くしてくれる❞というような印象を抱きますよね。
実際のところは「(家族なんだから)これくらい別にいいじゃん」というような、ぞんざいな扱いが多かったです。
具体的な例を挙げると、
・残業が当たり前でサービス残業上等
・休日出勤や休日を利用した歓送迎会や研修実施
・何かとイベントが多い&参加が当たり前
・プライベートまで把握してこようとする
・昇給や昇進について評価が曖昧
上記は筆者が実際に勤めた上で感じたものですが、
一般的にも「アットホーム」の文言がある求人は、ブラック率が高いと言われています。
そもそも、ホワイト企業であれば、待遇についてもっと良い文言が羅列されます。
アットホームしか利点として記載されていないような求人は、特に注意が必要です。
それくらいしか書くことがない場合が多いのです。
飲み会やランチ会が多い職場
職場の飲み会、行きたくないですよね。
事あるごとに飲み会がある職場は、コミュ障にとってはメンタルが削られます。
半強制なこともありますし、理由をつけて断っても悪い印象を抱かれて上司から嫌われたり…。
私が過去に勤めた企業の飲み会・ランチ会の頻度はこんな感じでした。
・月1回の定例飲み会
・ランチ会(月1~2回)
・歓送迎会(2~3ヵ月に1度)
・打ち上げ(2~3ヵ月に1度)
・忘年会
・新年会
仕事後の飲み会は、気持ちとしては遅くまで無給で残業しているようなもの。
本当は家でゆっくりYouTube見ながらゴロゴロしたいのに…。
行きたくもない飲み会ほど、時間の無駄はありません。
それが月に何度もあると憂鬱です。
飲み会の多さは残念ながら求人票には書かれていないので、実際に働いてみないと分からないことが多いです。
オススメなのは、企業のブログやSNSなどを事前にチェックすること。
そういった行事の様子を載せている企業もあるので、その頻度が多いところは避けています。
応募を検討している企業は、HP・SNSなどを事前にチェックしてみましょう。
残業が多い職場
残業の多さは、精神的にも体力的にも疲弊しますよね。
私は過去に
・毎日2時間ほど残業の会社
・ほとんど定時退社の会社
に勤めたことがありますが、
やはり定時で退社できると、プライベートの時間も充実させやすいです。
オンオフの切り替えができて、精神的にも余裕がありました。
逆に残業が当然の会社だと、家に帰ってもご飯を食べてシャワー浴びて寝るだけという、仕事の為だけに生きているような感覚になります。
コミュ障な筆者は、他の社員が忙しそうに残っていたら「お先に失礼します」が言いづらく、なかなか帰れない…といったこともしばしばありました。
自分の仕事さえ早く終わらせたら、残業が回避できるとは限らないのが社会人ですよね。
「残業代が稼げるから残業嬉しい!」という人もいますよね。
お金とプライベートの時間、自分はどちらが優先かを考えてみましょう。
筆者は「メンタルの安定>給与」という考え方なので、
残業代はいらないから1秒でも早く帰りたいです。
求人票では、月の残業時間の平均を掲載している会社が多いです。
この残業時間の多さは、妥協すると後悔しやすいポイントです。
じっくりと検討しましょう。
もし筆者が次に転職するなら、「残業ほとんどなし」「月10時間程度」等の求人を選びたいです。
少数精鋭の職場
会社や部署の人数が少ないところは、自ずと社員の距離感も近いです。
その数人の中で浮いてしまったり、特定の人に嫌われてしまうと、しんどい思いをします。
10人程度しかいない職場で働いた際は、社長に嫌われていたので本当に息がしづらかったです。
逆に、同フロアに100人ほどいる企業で働いた際は、最初こそ怖気づきましたが、結果的には少人数の職場よりも快適でした。
大人数の職場の方が、一人一人に対する意識が分散するため、数人苦手な人がいてもそこまで気にしないでいられました。
もちろん嫌な人もゼロではないですが、人の目が多いからか、大っぴらに嫌なことをしたり言ったりする人の割合も低かったです。
少人数な会社の方が、モラルが低いなと感じることが多かったですね。
まるで自分の城とでもいうような振る舞いをする人が必ずいました。
また、少数精鋭の理由が、
離職率が高く、新しい人を雇ってもすぐに辞めてしまう状態
の場合もあります。
少ない人数で回しているので、一人一人の仕事量や業務の幅が広いことも多く、働いてみて感じるデメリットが多かったです。
部署異動の多い職場
ひとつの部署だけで何年も勤めあげる会社もありますが、中には経験を積んでもらう為か人材調整か、数年経つと別の部署へ異動を命じられることもあります。
これが自分に適性のある部署への異動ならまだ良いですが、必ずそうなるとは限りません。
実際に、筆者は部署異動で営業と事務が兼務の部署に配属になりました。
その前の部署は、ひたすらパソコンに向き合うだけで良かったのに、急にコミュニケーション能力が問われる業務の割合が増えて精神的にきつかったです。
また、部署が異動になると、人間関係も当然リセットとなり新しい人との関わりが求められます。
異動前の人間関係が良くなかった場合は、異動により改善されるケースもありますが、逆にもっと悪くなる可能性もあります。
部署異動が多い会社は、コミュ障の人間には精神的な負担が多いので注意が必要です。
まとめ
この記事では、コミュ障の人に避けることをおすすめする職場の特徴を紹介しました。
職場で過ごす時間は1日の中の数時間であっても、なるべく心穏やかに過ごしたいですよね。
上記の中には、実際に働いてみないと実情が分からないものもあります。
求職活動の際は、応募する企業の下調べをしっかりと行なうことをオススメします。
自分にピッタリの職場に巡り合い、ストレスフリーな日々を過ごしましょう!