退職してからしばらく無職になる人が申請する失業手当。
申請してすぐに受け取れるわけではなく、認定日と呼ばれる日にハローワークに行かなければなりません。
初めて失業手当を受け取る人は、
この認定日までに何をすれば良いか、
認定日当日はどんな流れで何を用意すれば良いのか
分からないことも多いですよね。
この記事では、実際に失業手当を申請した筆者が認定日当日の様子を解説します!
認定日とは
失業手当は、失業して意欲的に次の仕事を探している人が受け取れるお金です。
仕事を辞めた人が誰でも受け取れるお金ではないんですよね…。
いろいろ条件があります!
その為、受給するには
「失業状態であること」
「仕事を探している活動実績があること」
の確認が定期的に必要になります。
その確認をするのが「認定日」。
ここで認定されると失業手当の支給日にお金が振り込まれます。
認定日はだいたい4週間に1回あり、
指定された日時にハローワークに行って認定を受けます。
活動実績とは
失業手当を受給するためには「求職活動実績」として認められる行動を、
原則として前回の認定日から次の認定日の前日までの期間中に最低2回以上行うことが必要になります。
この「求職活動実績」として認められる行動は、
・求人への応募
・ハローワークが行う職業相談、職業紹介など
・ハローワークが行う各種講習、セミナー受講
・許可、届け出のある民間機関が行う職業相談、職業紹介、求職活動方法等を指導するセミナー等の受講
・再就職に資する各種国家資格試験、検定等の資格試験の受験等
主には上記のような行動が活動実績となります。
ハローワークやインターネット等で求人情報を閲覧しただけでは求職活動実績にはならないので注意!
この中で一番簡単でオススメなのは、ハローワークでの職業相談です。
特に受けたい求人がなくても、今後についての漠然とした相談でも良いです。
「この求人が気になっているけど、現在の応募人数を教えて」などの簡単な相談でもOK。
そのあと実際に応募までしなくても、職業相談として活動実績の判子を押してもらえます。
初回認定日当日の流れ
用意するもの
認定に必要なものは、
「雇用保険受給資格者証」
「失業認定申告書」になります。
「失業認定申告書」は予め用意して事前に書いてきても良いですし、
当日ハローワークに来てから書いてもOKです。
予め申告書を持って帰っておいて、家で記載しておくとスムーズかと思います。
初回の認定日には、それまでに求職活動実績が1回必要とのことでしたが、
初回認定日の前に「雇用保険説明会」というものに参加が義務付けられており、その参加が活動実績としてカウントされる仕様でした。
なので、実質特別な活動らしいことは何もしないまま、初回認定日を迎えました。
直接失業保険の受付へ
私で通っていたハローワークでは、失業手当受給者専用の窓口があり、認定日はそちらへ直行します。
雇用保険受給資格者証と、必要事項を記載した失業認定申告書の2つをファイルに入れて、失業手当窓口の受付BOXに入れます。
あとは呼ばれるまで待合スペースで待機というスタイルです。
*だいたい15分程度で呼ばれました
失業状況についての面談
まずは、提出した失業認定申告書に不備がないかなどを確認されました。
そして、次の認定日までの流れやそれまでにしなければならないこと(求職活動実績)についての簡単な説明を受けます。
現在の自身の失業状況についての質問などもあるので、嘘偽りなく答えます。
求職状況についての面談
失業手当の窓口での面談が終わったら、次は求職相談窓口にて面談でした!
この求職相談は、次回の認定日までの求職活動実績としてカウントできます。
私が行ったときは特に希望せず自動的に求職相談の流れになりましたが、
失業手当の認定手続きのみで終わる場合もあるようです。
せっかくハローワークに来たのですから、
同じ日に求職相談もしておいて、次回の認定日までに必要となる求職活動実績をひとつ増やしておくのをオススメします。
かかった時間
トータルで、30~40分程度でした。
混みあい具合によってはもっと待つこともあるので、時間には余裕を持って行きましょう。