仕事で怒られてばかりで辛い…。
毎朝が憂鬱でしんどい…。
仕事で辛い思いをしていると、毎日とても憂鬱ですよね。
通勤時間や寝る前布団の中で、ずっと求人情報サイトを眺めている…そんな人も多いのではないでしょうか。
でも、仕事なんてどこでも辛いのが当たり前じゃないの?
そう思うと簡単に転職して良いのか悩んでしまいますよね。
3回ほど転職した経験を持つ筆者の結論は…した方が好転する!
しかし、ただ闇雲に仕事を変えても逆に事態は悪化する場合もあります。
退職や転職の際に後悔しないようにする為の考え方には、いくつかのポイントがあります。
実体験を基に紹介します。
この記事は、こんな方にオススメです
・今の仕事を続けるべきかどうか悩んでる
・次の職場も辛いかもしれないと思うと転職に踏み切れない
退職・転職したいと思ったときに考えたいポイント
①何が辛いのかを明確化する
まず一番にするべきは「自分の現状を分析する」ということ!
「仕事が辛い」
こう思う理由は何なのか?を自己分析しましょう。
「漠然となんとなく仕事が嫌」だと、その後の解決策も具体性がなくなり、深い理由もなく退職・転職を繰り返すことにもなりかねません。
仕事内容自体が嫌なのか、
職場の人間関係が嫌なのか、
給与や待遇に不満があるのか、
仕事が嫌だと感じる理由は様々かと思います。
頭の中でも書き出すのも良いですが、
何か紙やパソコン上に書きだして、考えを言語化することで整理しやすくなりますよ。
筆者が過去に本当に辛くて転職した際の理由は、「業務内容が嫌」でした。
そして給与が少なく、今後昇給する見込みも薄かったこと。
辛い理由に順位をつける
仕事が辛いと感じる理由は一つとは限りません。
複数ある場合は、その理由に順位もつけましょう。
仕事内容も大好きで、人間関係も良好で、給与や休日の多さも申し分ない、という天職のような仕事はなかなか珍しいです。
大抵は何かは妥協しながら仕事をしている人が多いですよね。
自分は何が譲れない点で、何が妥協できる点なのかを分析しましょう。
筆者の転職の際はこんな感じでした!
~今の仕事のココが嫌ランキング~
1位:業務内容が嫌(事務なのに営業的な業務も多かった)
2位:給与が低い(今後上がる見込みもない)
3位:会社への不信感(アットホームを謳いながら低賃金で良いように使っている)
どうせやるなら自分の好きな分野の仕事をしたい…!
②辛さへの打開策を考える
仕事が辛い理由を書き出せたら、その理由に対しての具体的な改善案を考えてみましょう。
こういう理由で仕事が辛い…。
となった時、「我慢してそのまま続ける」or「辞める」の選択肢だけでは両極端です。
現状の職場でも、もしその辛い理由が払拭できるのであれば、仕事を辞めなくても済みます。
「業務内容が嫌」
→他の部署への異動を申請する
もちろん自分の希望部署への配属が叶うとは限りません。
小さめの会社ならそもそも部署などもない場合もあります。
しかし、現在自分が従事している業務が根本的に不得意で、他にやりたいことがある場合は、得意なことで自分のパフォーマンスを発揮した方が会社としても有益です。
異動をお願いする際は、
「この仕事が嫌」という自分のより好みとしてではなく、会社としての有益性や、向上心が感じられるような伝え方がオススメです。
「人間関係が嫌」
→人間関係に関しても、部署を移動すると解決する場合もありますし、移動先でも嫌な先輩や上司はいるかもしれません。
これに関しては完全にガチャのようなものです。
これまで勤めてきた会社で、ひとりも苦手な人がいなかったという会社はなかったです。
しかし、我慢ならないほど苦手な人がいるとなると精神衛生上も良くないですよね。
パワハラや陰湿な嫌がらせを受けているなど、明確に相手に問題がある場合も、上層部に掛け合うという手もあります。
筆者の転職の際は、異動は叶わず、今後も自分の不得意な業務の割合が増える見込みが高く、社内での解決は難しい状態でした。
最初は会社の期待に応えようと躍起になって頑張るのですが、自分にとって嫌な業務内容なのにここの職場で働き続ける意味ってなんだろう?とふと我に返りました。
③自分にとっての優先事項を明確にする
誰しも仕事をするのはお金の為ですが、最優先が給与額の大きさかと言われると人によりますよね。
月給よりも、仕事の内容が自分に合っているかが優先という人もいれば、
ある程度の給与で誰にでも出来る雑務でも良いから、残業はなしで年間休日は120日は欲しい!などプライベートの時間重視の人もいます。
自分にとっては何が優先事項なのか、今一度見つめ直してみましょう!
私の最優先事項は「業務内容」でした。
同じ時間働くのなら、自分の好き・得意な仕事をしたい…!
(その上である程度の給与がほしい。)
④一番大事なのは自分の心と身体
自分にとって働く中で何が嫌で何が優先事項なのかを整理したところで、誰しもに共通することは「一番大事なのは自分の心と身体である」ということです。
身体や心が壊れてしまっては、働くことはおろか日常生活でさえいつものように過ごせなくなります。
仕事が辛い、行きたくないと思い悩んでいる時間は、じわじわと心や身体に悪影響も及ぼします。
特に、毎日辛くて休日すら楽しめない、
趣味も前のように楽しめないといった状態は本人が思っている以上に危険です…。
私が以前勤めていた会社は、入社後すぐに辞めたくなるような業務内容でした。
休日も全然楽しめず、仕事のことばかり考え、土曜日の夜からもう月曜日のことを考えて沈んでいる週末を繰り返し。
でも短期離職はその後の転職がしにくくなるかもしれない…と思い悩み、3年は勤めよう!と頑張っていました。
しかし、結果的に2年勤めて退職。
その後は自分の好きな分野の業種に転職。
派遣社員でしたが、正社員で勤めていた前職よりも月給も年収も多いという状態に。
その後、一年経過した辺りで派遣先の企業から正社員登用していただけ、結果的に大満足の転職となりました。
こんなことなら、あの時我慢して2年も勤めず、スパッと辞めていれば良かった…。
たまたまその後の転職が上手くいった結果論ではありますが、あの時行動を起こして良かったと今でもそう思います。
⑤その後の自分の展望が具体的にあるか
この仕事を辞めようと決意した後、出来れば次をどうするかを具体的に決めておくと良いです。
転職先がすでに決まっている状態であれば望ましいですが、一旦退職をしてから次の転職先を決めるという場合も、
「次はこの職種に挑戦する」
「退職後数か月は失業保険を貰いながら、〇月くらいを目処に転職する」
など自分の中で目標を持つとモチベーションが維持しやすかったです。
まとめ
転職・退職に悩む人が考えるべきポイントは
①何が辛いのかを明確化する
②辛さへの打開策を考える
③自分にとっての優先事項を明確にする
④一番大事なのは自分の心と身体
⑤その後の自分の展望が具体的にあるか
世の中には仕事大好き!という人もいますが、大半の人は仕事は面倒です。
あくまでお金を得るための手段であって、好き好んで行きたくありません。
それでも、自分の環境は自分で決められます。
より良い環境で仕事をしたいと思うのは当然の権利!
今の自分にとって何が一番大切なのか?
今の職場では叶えられないか?
別の職場の方がそれが叶えられる見込みが高いのか?
自分の現状や今後の目的を明確にして、
これを優先させたい!という軸を持つと
退職・転職しても後悔しにくいですよ。